こんにちは。今回は2017年12月より保険適用となった、大臼歯のCAD/CAM冠です。
4番、5番といった小臼歯のCAD/CAM冠が14年の4月から保険適用となってしばらく経ちました。こぐち歯科においても、小臼歯の保険での治療は、ほぼ100%がCAD/CAM冠となりました。
16年の4月からはアレルギーのある方には大臼歯にも。
そして今回、一定の条件下で大臼歯についても認められることになりました。
条件とは
上と下の歯の7番目の歯(通常の一番後ろの歯)が全て残っていて、過度な噛む力が加わらない場合において下の歯の6番目(通常の後ろから2番目)に使用する事が出来る。
とあります。
今回、初めて大臼歯を作製したので紹介したいとおもいます。
あらかじめ口の中には、TEK(テック)と言いますが、仮歯を、院長が、口の中で高さと顎を動かした時に干渉しないように調整したものを入れてあります。
それをセレックのカメラでコピーして、画像上で微調整したのが下の画像です。
その画像を基に削り出すブロックが、GCの大臼歯用のセラスマート300というものです。
セレックで削り出します。
隣の歯との隙間、高さを調整し、研磨をして光らせます。
一定の条件下で、限られた歯だけではありますが、保険適用で奥歯まで白く出来るというのは良いですね。
ただ、自費の治療に用いられるセラミックとの違い、デメリットなどもありますので、院長、歯科医師、スタッフにお声をお掛けください。
以上 技工士髙山からのご案内でした。
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