こんにちは 歯科衛生士の棚橋です☀️
どうぞ本年もよろしくお願い申し上げます。
ゆっくり食事をするように勧められても、早く食べることがくせになり、よく噛まずに、食べ物を飲み込むかもしれません。
今回は、よく噛むことによって得られる8つの効果について解説します。
〈ひみこの歯がいーぜとは?〉
噛むことから得られる8つの益を、覚えやすいように標語にしたのが、“ひみこの歯がいーぜ”です!
① “ひ”=肥満予防
よく噛むと、脳に存在する満腹中枢が刺激され、お腹がいっぱいに感じます。食べ過ぎを防いでくれるので、肥満予防に効果があります。
② “み”=味覚の発達
よく噛むと、食材本来の味を感じることができ、味覚が発達します。
③ “こ”=言葉の発音がよくなる
よく噛むと、咀嚼筋やお口の周りの筋肉が鍛えられます。口が大きく開くため、発音がハキハキしますし、話す時の表情も豊かになります。
④ “の”=脳の発達
口を開閉すると、脳に酸素や血液が周り、活性化されます。子どもの場合は知力の向上、高齢者の場合は、認知症の予防効果があります。
⑤ “は”=歯の病気を防ぐ
よく噛むと、唾液の分泌量が多くなりますが、唾液の中には自浄作用があり、お口の中の汚れを洗い流す働きをしてくれます。むし歯や歯周病を予防します。
⑥ “が”=がん予防
唾液の中には、「ペルオキシダーゼ」という、酵素があり、がんの発生を抑えます。
⑦ “い”=胃腸の働きを促進
よく噛むと、食べ物を消化してくれる酵素が多く分泌され、胃腸への負担が軽減されます。
⑧ “ぜ”=全力投球
よく噛むと歯並び、噛み合わせが良くなるため、仕事に集中しやすくなります。
〈一口に対して30回噛むことを目標にしましょう〉
噛むことには多くの良い効果があります。1口につき、30回噛むことを目標にしてみてください。
そして飲み物で流し込まないように注意してください。ぜひ今日から試してみましょう!
マレーシアには真っ白のゴーヤが時々売られています。
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