こんにちは 歯科衛生士の棚橋です☀️
最近、歯周病とがんについての新たな研究が発表されました。
《歯周病と食道がん》
歯周病原因菌の一種に、フソバクテリウムという菌があります。
実はこの菌、食道がんの進展および予後に関与していることが、熊本大学大学院の研究グループによって明らかになりました。
フソバクテリウムは、大腸がんの組織から高頻度に検出され、大腸がんの進展に影響を与える可能性があると以前から報告されていました。
《歯周病は予後にも影響》
研究グループが、食道がん患者のがん組織検査を行い、がん組織からフソバクテリウムが検出された患者と、検出されなかった患者の2グループに分け、手術後の生存期間を比べました。
その結果、フソバクテリウムが検出された患者グループは、検出されなかったグループよりも生存期間が短かったこともわかりました。
《甘くみてはいけない歯周病》
このように、歯周病はとても危険な病気であり、決して甘く見ることのできないものです。
その一方で、歯周病は予防したり、コントロールすることも可能な病気です!
最近歯科医院で、検査やクリーニングをしてもらっていない方は、ぜひ検診を受けましょう!
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