花粉症とお口のトラブル - 練馬区 上石神井の歯医者

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花粉症とお口のトラブル

マレーシアからこんにちは 歯科衛生士の棚橋です☀️

今年も花粉症の季節になってきました🌲
花粉症の方にとっては、一年の中でもとてもつらい季節ですね。

花粉症はお口の中にもトラブルをもたらしやすいです。
今回は花粉症の季節に起きやすい、お口のトラブルについてのお話です。

《花粉症の人は歯周病になりやすい》
花粉症の人が、歯周病になりやすいことをご存知でしょうか?
花粉症の主な症状に、鼻水・鼻づまりがあります。
鼻呼吸ができなくなる方も多いに違いありません。
この鼻呼吸が、歯周病を引き起こす原因となります。

鼻呼吸ができないと口呼吸することになりますが、そうするとお口の中は乾燥していきます。
お口の中の菌は乾燥した状態で繁殖していきます。
そのため歯にプラーク(歯垢)がつきやすくなり、歯周病の直接的な原因となります。

加えて、花粉症の症状を抑える薬の多くには、唾液分泌を抑える副作用があります。
これも歯周病を引き起こす原因となります⚠️

《花粉症と上顎洞炎》
この季節、虫歯がないにもかかわらず、上の奥歯が痛いと感じる人がいます。
人の鼻の両脇には上顎洞という空洞があり、鼻炎がひどくなるとそこに炎症が起きます。
これを「上顎洞炎」、もしくは「副鼻腔炎」と言います。
そこはちょうど上の奥歯の根の先の方なので、歯が痛いと錯覚してしまうことがあります。
鼻炎が治れば、痛みは自然と治まっていきます。

《いつも以上に丁寧な歯磨きを》
花粉症の季節は、体の免疫力が落ちやすくなります。
それも歯周病を悪化させる原因になりえます。
いつも以上に、お口を清潔に保つことを意識しましょう。

歯磨きだけでなく、歯間ブラシやフロスを使用したりしましょう。
また唾液が少なくなっているなら、こまめに水分補給することも意識しましょう。

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