歯周病になりやすい人の5つの特徴

マレーシアからこんにちは歯科衛生士の棚橋です☀️

世界で一番多くの方が感染している歯周病ですが、人によってその程度はさまざまです。
なかには歯周病に感染してない方もいらっしゃいます。
何が違うのでしょうか？
今回は、歯周病になりやすい人の特徴について解説していきます。

《歯周病になりやすい人の5つの特徴》
①歯磨き回数
やはり、歯をあまり磨かない人は毎食後磨く人と比べて、歯周病になりやすくなります。
とくに夜寝る前に磨かない方は、お口の中で歯周病菌が増殖しやすい環境になるため、歯周病になりやすくなります。

②喫煙習慣
喫煙習慣がある方はない方と比べて、歯周病になる確率が高くなります。
日本臨床歯周病学会の調査によると、1日10本以上のタバコを吸う方は歯周病にかかるリスクが5.4倍高くなります。
また10年以上喫煙習慣がある場合は4.3倍に上昇し、重症化しやすくなることがわかりました。
受動喫煙も同じように歯周病リスクを高めます。

③歯並びの悪さ
歯並びが悪いと磨きづらいため、プラーク（歯垢）が残りやすくなり、結果、歯周病リスクが高くなります。

④遺伝
家族に重度の歯周病の方がいる場合、歯周病になるリスクが高くなります。
直接歯周病が遺伝していくわけではありませんが、歯周病は生活習慣病の一種であり、歯周病になりやすい習慣を送るためです。
または生まれつき免疫力が低いなどの、遺伝的要素も影響します。

⑤その他の理由
他にも、歯ぎしりするひとは歯周病になりやすくなります。
また、糖尿病の方も歯周病にかかるリスクがそうでない人よりも高くなります。

《重症化する前に予防しましょう》
これらの項目に当てはまる方は、他の人よりも歯周病になりやすいため、要注意です。

できるだけ毎食後、とくに夜は丁寧に磨きましょう。
また歯間ブラシやデンタルフロスなども活用してください。
そして、歯科医院で正しいブラッシング方法を指導してもらい、定期的にお口の中を掃除してもらいましょう。

「自分は大丈夫」と油断することなく、今から予防していきましょう。