入れ歯のお手入れ方法 - 練馬区 上石神井の歯医者

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入れ歯のお手入れ方法

マレーシアからこんにちは 歯科衛生士の棚橋です☀️

今回は、入れ歯についてのお話です。

部分入れ歯や、総入れ歯などを使用して食事をすると、当然入れ歯は汚れます。
お掃除をする必要がありますが、中には入れ歯を外してそのまま入れ歯洗浄剤に浸けてしまう方がいらっしゃいます。
しかし、これは間違った方法です⚠️

では、どのようにお手入れをしたらいいのでしょうか?

《入れ歯の磨き方の3つのポイント》
●外して洗いましょう
入れ歯は必ず、外してから歯ブラシで磨いてください。
お口の中につけたままでは、汚れを落とすことはできません。

●バネ部分は念入りに
部分入れ歯の場合、歯に引っ掛けるためのバネ(フック)が付いていますが、そこは汚れがつきやすい部分です。
念入りに磨きましょう。

●粘膜に接する部分も磨きましょう
入れ歯がお口の粘膜に接するところも、汚れや菌が残りやすいです。
軽い力で汚れを落としましょう。
指で触った時に、ヌルヌルしていなければ汚れが落ちています。

《入れ歯を磨く時の注意点》
●熱湯などは使わない
熱湯消毒をしようとする方がおられますが、入れ歯が変形する原因となります。
必ず水で洗うようにしましょう。

●歯磨き粉を使用しない
歯磨き粉を使用すると、入れ歯に傷をつける原因となります。
そうするとそこから菌が繁殖することになるので、歯磨き粉の使用は避けましょう。

●ティッシュに包まない
時々、洗った入れ歯をティッシュに包んで放置し、そのまま捨ててしまう方がおられます。
自分では覚えていても、家族がゴミと勘違いして捨ててしまうケースもあります。
洗ったなら専用のケースに保管しましょう。
その際、水に浸けて乾燥を防ぎましょう。


《入れ歯洗浄剤の正しい使い方》
入れ歯洗浄剤は、除菌などの役割を果たしてくれますが、汚れを取り除く働きはありません!
汚れた床にワックスを塗っても意味がないのと同じです。

入れ歯を使用したなら、歯ブラシで機械的にこすって、汚れを落とす必要があります💡
その後、入れ歯洗浄剤を使用してください。


正しく入れ歯をお手入れし、清潔な状態を保ちましょう✨

パッションフルーツの季節になって来ました!

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