つまようじを使うのは日本だけ？

マレーシアからこんにちは歯科衛生士の棚橋です☀️

今回は、つまようじについてのお話です。
昔から定食屋さんやファミレスなどのテーブルに置かれているつまようじ。
多くの方が、食後に歯と歯の間をお掃除するために使用しますね。
しかし、このつまようじを使うのは世界でも日本だけなのです⚠️

《丸楊枝と平楊枝》
日本で一般的に使用されているようじは、丸い形をしている「丸楊枝」です。
しかし丸楊枝は、海外では一般的に“料理用”として使用されます。
オードブルなどの時に使用されるのが丸楊枝であり、歯のお掃除には使用しません。

一方、「平楊枝」という細く平たい形のつまようじを、歯のお掃除に使用します。

丸楊枝を使用するのは世界でも日本だけなのです！

《つまようじを使用するのは危険⚠️》
つまようじで歯と歯の間をお掃除しようとすることは、とても危険です⚠️
なぜなら、歯ぐきや歯を傷つけてしまうからです。
そもそも本来は料理用として使われるべきものを、お口の中に入れてお掃除するのはとても危険なことなのです。

また先が丸いため、ほとんど汚れを落とす効果は期待できません。

《歯間ブラシやデンタルフロスを活用》
歯と歯の間の清掃に向いているのは、歯間ブラシや、デンタルフロスです。
歯間ブラシを使用する場合は、ゴムの歯間ブラシを使用しましょう。
針金を使用しているものは、歯を傷つけてしまうからです。

これらの補助清掃器具を使用するようにしましょう。
理想は毎食後使用することですが、会社や外出先では難しいことも多いと思います。
ですから、必ず夕食後、1日1回は使用することを心がけましょう！

歯と歯の間は一番虫歯にも、歯周病にもらなりやすいところです。
毎日のお掃除によって、予防していきましょう◎