毎日寒いですね。日は、確実に長くなっているのですが。
今回お伝えしたいのは、セレックを使うメリットの一つ
です。
現在、保険診療での詰め物、かぶせ物のほとんどは、金属が使われています。前歯だとしても、金属にプラスチックを張り付けたものです。
(※ただし、犬歯の後ろ側、つづけて2本までだけは、保険で、金属を使わずに、耐久性のあるハイブリットで全部白く出来ることになりました。)
保険だと金属。 皆様のイメージされる通りです。
セレックを使ってでの詰め物、かぶせ物は全部白いものになります。白いものというのは、硬いセラミックになります。
この硬いセラミックを使うということが、歯にとって、ひいては口の中全体にとってメリットになります。
金属というのは、厚みがものすごくあると硬いものです。しかし、お菓子の缶の箱のように薄いものだと柔らかいです。
硬い歯の一部がないとして、そこを薄い金属でふさいでもそこだけ柔らかいものになります。
柔らかい金属と、硬い歯の境目は、毎日の噛む力によって金属がたわみ、微小な隙間が生じます。
その隙間が歯に悪さをします。
二次齲食です。
せっかくきちんと治療をし、ぴったりの詰め物をしても、時間がたつと、詰め物がたわみ、隙間が出来、その中ではまた虫歯が、という事もあり得ます。
自費になりますが、セラミックを使い、詰め物、かぶせ物をすると、硬いものに、硬いものでふさぐので隙間が生じません。
なってしまった虫歯をこれ以上進ませない事。
講習会やセミナーに参加して、私が一番に感じたメリットがこの事でした。
もし虫歯になってしまっても、詰め物からかぶせ物、最後には歯を抜いてブリッジなんて嫌ですからね。
まだまだたくさんありますので、これからもお伝えしたいと思います。
歯科技工士 髙山
虫歯・歯周病・歯痛を解消したい方へ
月・火・金は夜21時まで診療 開業33年の信頼と実績 上石神井駅より徒歩7分 土曜も18時まで診療 体験談多数掲載中