カンボジアからこんにちは 歯科衛生士の永江です。
お久しぶりです。日本はどんどん寒くなってきていると思いますが、皆さんお元気ですか?
カンボジアでは雨季が終わり、乾季が始まりました
カラッとした晴れが続き、暑い毎日です
今日はインフルエンザ対策についてお伝えします。
インフルエンザ予防の定番としては、うがい手洗いが有名ですが、
歯磨きもとても有効であることをご存知でしょうか?
実はわたしたちの口腔内には様々な細菌が生息しています。
口腔内を不潔にしておくと、プロテアーゼというインフルエンザウイルスを粘膜に侵入しやすくする
働きのある酵素が増殖します。
その結果、インフルエンザに罹患しやすくなるというメカニズムなのです。
奈良県歯科医師会高齢者歯科保健委員会の調査によると、歯磨きを徹底することにより、インフルエンザ発症率が10分の1に激減したという報告があります。
それで、インフルエンザが流行るこれからの時期、特に以下の点に気をつけましょう
①夜の歯磨きは徹底的に
寝ている間は、唾液の分泌量が減り、お口の中の細菌が最も繁殖しやすくなります。
磨き残しがないように、夜寝る前は丁寧に時間をかけて磨きましょう。
②起床後すぐに歯磨きする
起きた時のお口の中は雑菌でいっぱいになっています。
朝食を食べる前に歯磨きをすることで体内への細菌の侵入を防ぎましょう。
③舌も磨く
舌の上にも多くの細菌が付着しているので、歯磨きの際には舌も一緒に磨きましょう。
あまり強い力でゴシゴシと磨いてしまうと、舌が傷ついて逆に細菌が付着しやすくなるので、
優しい力で磨くようにしましょう。
毎日の歯磨きを徹底することで、むし歯と歯周病予防になるだけでなく、
インフルエンザ予防にもなるなんて一石二鳥ですね
ぜひこの冬は毎日の口腔ケアでインフルエンザをしっかり予防し、お元気にお過ごしください
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