虫歯ができるのはどうして？

マレーシアからこんにちは歯科衛生士の棚橋です☀️

今回は虫歯のお話です。
このブログでも何度か取り上げられてきましたが、大切なのでまたお話ししたいと思います。

人が歯を失う主な原因は、「虫歯」と「歯周病」です。
とくに比較的年齢の若い方が歯を失う場合、その多くは虫歯です。

⚫️むし歯ができる理由
そもそもどうして虫歯はできるのでしょうか？4つの主な原因があります。

①歯質
歯の表面のエナメル質がとても強い人もいれば、弱い人もいます。また、歯並びも人それぞれで、歯が重なり合っているところは、特に歯磨きの方法を工夫して意識的に磨きましょう。

②細菌
お口の中には非常に多くの細菌が存在しています。なんと300〜400種類、1兆個もの細菌が住んでいます！歯磨きをしてできるだけこの菌の数を減らす必要があります。

③食べ物
砂糖がたっぷり入ったお菓子や、甘いジュースは虫歯菌を増殖させてしまう原因です。自分の食習慣を見直しましょう。

④時間
だらだらとお菓子を食べる習慣はありませんか？食べ物が口の中に入ると、phが酸性に傾き、酸によって徐々に歯の表面が溶け出します。だらだらと長い時間をかけて間食するのは控えましょう。

⚫️むし歯を予防する方法
むし歯を予防するにはやはり、食べたら磨くことです。
できるだけ毎食後、歯磨きすることを習慣付けましょう。

また、フッ素入りのオーラルケア商品を使いましょう。
代表的なものは、歯磨き粉です。
最近では、比較的濃度の高いフッ素が入った歯磨き粉がドラッグストアなどでも売られています。
表示成分をよく確認して、フッ素が入ったものを選ぶようにしてください。

歯科医院での高濃度フッ素塗布も効果的です。
こぐち歯科でも患者さんのお口の状況に合わせて、このフッ素塗布を行っております^ ^