知覚過敏症にご注意を - 練馬区 上石神井の歯医者

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知覚過敏症にご注意を

マレーシアからこんにちは 歯科衛生士の棚橋です☀️

だいぶ日本も寒くなって来た頃でしょうか。
これから徐々に水が冷たくなる季節ですね。
冷たい水で口をゆすいだりした時に、歯がキーンとしみる経験をしたことはありませんか?
日本人の約7割が経験したことのある知覚過敏症ですが、放置している方も多いかもしれません。
しかし、症状が悪化すると歯の神経が炎症を起こし、神経を取らなければならないこともあります。

そうなる前に知覚過敏が悪化しないためにできる、4つの対策についてお話しします。

①酸が入っている飲料物は控える
酸は、歯の表面のエナメル質を溶かし、その下にある象牙質を露出させます。
この象牙質が、プラーク中の細菌により刺激されたり、歯磨き粉の研磨剤などで直接傷つけられると、知覚過敏になりやすくなります。
エナメル質は、口内がpH5.5を下回った時点で徐々に溶け出すので、酸が含まれる飲料物、例えばジュース、炭酸飲料、スポーツドリンク、柑橘系の飲料、お酢やドレッシングなどは控えるようにしましょう。

②食後の歯磨きに要注意
オレンジジュースを飲んだ直後の口内のpHを測定すると、約30分で中性に戻るという報告があります。
酸性の強いものを食べたり飲んだりした場合は、飲食後すぐのブラッシングは控えましょう。

③歯ブラシは柔らかめのものを使用する
知覚過敏の症状がある方は、歯ブラシをなるべく柔らかめのものに変えるのも、効果的です。
鉛筆のように歯ブラシを持ち、優しく振動させるように磨きましょう。
弱い圧でもきちんと毛先を当たっていれば、汚れを落とすことができます。
また、知覚過敏用の歯磨き粉を使用することも効果的です。

④ 歯ぎしりやくいしばりに対処する
歯ぎしりやくいしばり、硬い食べ物などによって、歯自体が削れてまっていることが原因になることもあります。
くいしばりをしないように意識的な対策をしましょう。
また、するめなど硬い食べ物が好きな方や、ガムをよく食べる方も、歯がすり減って知覚過敏を悪化させている可能性があります。
マウスピースを日中に装着するという対策もあるので、歯科医院で相談してみましょう。


痛い思いをしないために、これら4つの点を毎日意識して行ってみてください。
ただし、症状が強い場合は無理をせず、歯科医院で診てもらいましょう。

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