10人に1人は糖尿病⁈

マレーシアからこんにちは歯科衛生士の棚橋です☀️

糖尿病。現代病のひとつですね。
「10人に1人が糖尿病になる時代」とも言われています！
糖尿病の合併症として、網膜症や腎症、さらには下肢切断になる可能性もある、とても恐ろしい病気です。

　国際糖尿病連合（IDF）が2015年の「世界糖尿病デー」での発表によると、2015年現在で糖尿病の患者数は4億1500万人にまで達しているそうです。
このままでは、2040年までには6億4200万人にまでのぼると予想しています。
もはや他人事ではありません⚠️

糖尿病と関係がある病気として意外と知られていないのが、【歯周病】です。
歯周病も生活習慣病の一種ですが、両者は深く関係しています。

まず、糖尿病になると免疫力が落ちます。
そのため口の中に炎症が起きやすくなり、歯周病へと発展していきます。
歯周病菌が出す毒素は、血糖値を下げてくれるインスリンを分泌しづらくさせる作用があります。
結果、歯周病は糖尿病を悪化させる、負のスパイラルが始まるのです。

これを食い止めるには、両者をコントロールすることが欠かせません！
医師から与えられている指示や、食事制限、運動、薬を服用することにより、糖尿病をコントロールしましょう。

そして、毎日歯磨きをていねいに行い、仕上げに歯間ブラシやデンタルフロスも使って、歯と歯の間の汚れを落としましょう。
また定期的に歯科医院に通って、お口の中をクリーニングしてもらいましょう✨
お口の中の状態が良ければ、たいていの場合血糖値も良い数値に近づきます。

糖尿病を甘く見ることなく、ぜひ試してみてくださいね。