こんにちは 歯科衛生士の永江です。
久しぶりにブログを書かせていただいているので、少し緊張していますが、
皆さんお元気ですか?^ ^
日本もどんどん暑くなってきているでしょうね🌞
今私がいるカンボジアは、年中暑いです‼︎が、今は、雨季の時期なので、
たいていは1日に一回はスコールがあって、大雨が降った後は少し気温が下がります☔️
今日は親知らずについて書こうと思います。
親知らずが出てくると、抜いた方が良いのか放置していて大丈夫なのか、
いろいろ不安を感じますよね。
実は、私自身、成人してからもずっと生えてこなかった親知らずが、この半年くらいで
急に出てきたので、ちょっとびっくりしました。
そもそも親知らずとは、どこの歯のことでしょうか?
親知らずは、正式には、「第三大臼歯」と呼ばれ、前から数えて8番目の歯に
あたります。
永久歯の中で一番遅くに出てくる歯で、16〜23歳頃に生えてきますが、
大人になってもずっと生えてこない場合や、もともと親知らずがない人もいます。
では、どんな場合に抜く必要があるのでしょうか?
それは、親知らずがあることによって何らかの弊害が生じる場合です。
したがって、親知らずがきちんとまっすぐに生えてきていて、上の歯と
下の歯がちゃんと噛み合って、正常の機能を果たしてくれる場合は、
基本的に抜く必要はありません。
しかし、親知らずが生えてくるスペースがなく、不自然な生え方をして
抜歯せざるを得ないケースの方が多いのが事実です。
以下の場合には抜歯をすることをお勧めします⬇️
⚫️親知らずが斜めや横に向かって生えてきている
⚫️親知らずが全体の歯並びを乱したり、隣の歯を圧迫している
⚫️歯ブラシが届かず、親知らずと手前の歯(前から7番目の歯)がむし歯に
なっている、もしくはなりそう
⚫️親知らずが歯肉に埋もれていて、繰り返し歯肉が腫れてしまう
親知らずは一番奥に生えてくるため、どのように生えてきているか
自分では見えないので、歯医者さんで診てもらい判断を仰ぐ必要があります。
抜歯が困難になることが予想される場合には、大学病院を紹介される場合もあります。
また、もし正常に生えてきていて抜く必要がない場合でも、一番奥の歯は
とても磨きにくいので、歯磨き指導をお受けになることをお勧めします。
そもそも親知らずが生えてきていることに自分では気づかない場合も多いので、
定期的に歯のクリーニングに通い、自分のお口の中の状態を確認すると良いでしょう。
それでは、皆さま、お身体にはお気をつけて暑い夏を乗り切ってくださいね‼︎
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