歯の寿命を伸ばすためにできること

マレーシアからこんにちは歯科衛生士の棚橋です☀️

一生自分の歯で食事をしたいですか？
もちろんですよね。
しかし、自分の歯だけで食事ができる人は、まだまだ少ないです。
8020運動が始まってから、20年以上経ちます。嬉しいことに80歳になっても20本以上歯が残っている方は増加しています！
しかし、80歳〜84歳の平均残存歯数は、12．2本です。
つまり多くの方が入れ歯を使用して食事をしなければならないのが、現状です。
では、一生自分の歯を使うために、今からどんなことができるでしょうか？

＜自分の歯を残すためにできること＞
①丁寧な歯磨き
歯を失う原因の第1位は歯周病です。
歯周病は口の中の汚れが原因で起こる病気なので、その汚れを落としてあげることが最大の予防法です。
毎食後はできるだけ、歯磨きするようにしましょう。

②歯間ブラシ、デンタルフロスの使用
歯周病が最もなりやすい部位は、“歯と歯の間”です。ここは歯ブラシだけで磨くのが困難な場所です。そのため、歯間ブラシやデンタルフロスを使用して、細かい汚れも落としましょう。

③定期的なクリーニング
歯科医院でのクリーニングも欠かせません。自分ではうまく磨けているつもりでも、必ず磨き残しは存在します。3ヶ月に1度は歯科医院でのクリーニングを受け、お口の中の大掃除をしましょう。

④歯ぎしりする人にはマウスピース
歯ぎしりをする方はそう出ない人と比べて、歯周病が進行しやすいです。
歯ぎしりする方は歯科医師と相談して、必要であればマウスピースを作って、歯を守りましょう。

⑤免疫力を上げる
歯周病も感染症の1つです。そのため、免疫力が下がっていると、症状が進行しやすくなります。適度に運動をしたり、バランスのとれた食事、良質な睡眠をとって、免疫力を上げましょう。
また、体温を上げることも効果的です。毎晩お風呂に浸かるようにしましょう。

一生自分の歯を使って食事をするために、ぜひ今日から行ってくださいね！