カラダの健康お口から！

マレーシアからこんにちは歯科衛生士の棚橋です☀️

さて、最近大手新聞会社に『長生きの秘訣は口からである』という内容の記事が載せられました！
まさにその通りです。

なぜでしょうか？
それは、歯周病は単に口の中だけの病気ではなく、全身の健康に影響を及ぼす病気だからです⚠️

最近行われている研究により、歯周病菌はさまざまな病気を引き起こすことが分かってきました！
歯周病と関わりのある病気として、以下の5つがあります。

①糖尿病
歯周病は糖尿病の合併症と言われています。
糖尿病の人はそうでない人と比べて、歯周病になるリスクが高いことが分かっています。
また歯周病の治療をして口腔内環境が改善すると、インスリンが働きやすい状態になり、糖尿病の数値が改善します！

②誤嚥性肺炎
抵抗力が弱っていると、誤嚥してしまった時に歯周病菌が肺に入ってしまい、結果として肺炎を引き起こします。

③心筋梗塞、脳梗塞
歯周病菌によって作られた炎症物質が、血管に影響を与えることが分かっています。

④骨粗しょう症
骨粗しょう症になると骨が弱くなります。
歯周病は骨を溶かす病気のため、骨粗しょう症の人は歯周病が進行しやすくなります。

⑤早期低体重児出産
歯周病になると炎症物質が形成され、それがへその緒を通じて胎児に影響を与えます。

このように、歯周病はたくさんの病気と関係があるのです！

歯周病予防で一番簡単で、大切なのが“毎日の歯磨き”です！

ちょっと毎日意識するだけで、歯の寿命だけでなく、実際の寿命まで伸ばすことができます💡

起床時、食後は歯を磨くようにしましょう！
そして特に寝る前は、10分かけて丁寧に磨くようにしましょう✨