乳歯の虫歯

こんにちは歯科衛生士の棚橋です☀️

今日は乳歯の虫歯についてのお話です💡

みなさんは乳歯の虫歯について、どう思いますか？

どうせすぐに生えかわるのだから、放置しても問題ないと思いますか？

マレーシアでは多くの母親がそのように考えています。

そのため、乳歯の虫歯は当たり前で、子どもたちの口の中を見てみると穴だらけの子ばかりです。

　乳歯は生後６ヶ月ごろから生え始め、３歳前後ぐらいで全ての乳歯が生え揃います。

そして、６～７歳から徐々に抜け、永久歯へと生え替わり、11歳ぐらいで完全に全ての乳歯が抜け落ちます。

わずか数年の間のことですが、乳歯の虫歯を放置するのは危険なことです⚠️

乳歯にも多くの役割があるからです💡

⚫️噛む
咬むことにより、子どものまだ未発達な消化機能を助けます。
また、上下の顎の成長をうながします。そして、脳の発達にも大きく関わります。

⚫️永久歯を正しい位置へと誘導する
虫歯で乳歯が早く生え変わると、永久歯の歯並びに影響を与えます。

乳歯にも多くの役割があるのです💡

それに加え、乳歯の虫歯は永久歯にも移ります💦

とくに歯の交換時期（乳歯と永久歯の生え変わりの時期）、乳歯に虫歯があると生えたての永久歯に虫歯が移りやすいのです⚠️

なぜなら生えたばかりの永久歯は歯質が柔らかく、すぐに虫歯になりやすいのです。

乳歯や生えたての永久歯の虫歯は進行がとても早いです⚠️

お子さんをお持ちの方は、仕上げ磨きをしっかりとしてあげてください！

子ども自身の歯磨きだけでは綺麗に汚れを落とすことは難しいです💦

小学校に通っている間までは、ぜひ仕上げ磨きをしてあげてください。

乳歯の虫歯は保護者の方にも責任があります⚠️

毎日仕上げ磨きをしてあげましょう✨

仕上げ磨きの方法がわからない方は、歯科衛生士さん聞いてみてくださいね◎

そして、乳歯が抜けたときは必ず隣の歯に虫歯がないかどうか、毎回歯医者さんでチェックしてもらいましょう‼︎