口腔がんを見つけるポイント💡

こんにちは歯科衛生士の棚橋です☀️

寒い日が続いていますが、風邪など引かれていないでしょうか？

さて、今日は口腔がんのお話です💡

日本では年間約6000人がかかり、3000人もの方が死亡しているという報告があります。

発生頻度はがん全体の1〜3%程度で多くはありませんが、他のがんとは違い、直接見ることができるので早期発見しやすいがんと言えます💡

しかし、あまり知られていないゆえに進行するまで気付かず、亡くなる方が多いがんでもあります。

しかし、早期発見・治療すれば、5年生存率は90%以上なのです‼︎

つまり早くに見つけることがカギです🔑

口腔がんの初期症状は少ないのが事実ですし、口内炎などの他の粘膜疾患と間違えてしまうこともあり、発見されるのが遅くなることが多いです。

自分でチェックできる点としては…

⚫️口内炎がなかなか治らない
普通口内炎は、2〜3週間で自然治癒します。
しかしがんの場合は3週間すぎても治ることはありません。

⚫️傷のようなものがあるのに痛みがない
がんの初期は痛みなどは感じません。
2〜3週間しても粘膜にできた赤色や白色の傷が治らない場合は、医師や歯科医師に診てもらいましょう。

⚫️食べても味がしない
がん細胞に舌が侵されると味覚や知覚が衰えたり、話しづらいなどの症状がでます。

⚫️しこりがある

以上のチェック項目があります！

口腔がんはある程度予防することが可能です💡

①タバコを辞める
②アルコールを控える
③口の中を清潔にして、虫歯や歯周病を防ぐ
④入れ歯や歯並びを整える
合わない入れ歯や、歯並びの関係でいつも同じ場所を噛んでしまうと言う方はがんになる確率が上がります。
⑤かかりつけの歯医者さんの元で定期的に検査してもらう

口腔がん早期発見・治療ができれば生存率の高いがんです！

もし少しでも気になることがあれば、遠慮せずに歯科医院や専門機関での受診をお勧めします💡

こぐち歯科では粘膜まで毎回しっかりとチェックしています💡