噛ミング30！

こんにちは歯科衛生士の棚橋です☀️

数年前から『食育』という言葉を耳にするようになりましたね。

学校でこの食育について、勉強した方もいると思います。

歯科界における食育とは、「噛み方味わい方の食べ方を通して、将来健康に実り豊かな生活を目指す」というものです。

現代人は忙しく生活しているため、朝ごはんを抜いたり、家族揃ってごはんを食べれなかったり、またファーストフードなどの柔らかい食物を食べる機会が増えました。

子どもも含めて食生活が乱れているのです⚠️

いつまでも美味しく健康に食べ続けるためには、よく噛んで味わって食べることが大切です💡

そこで、歯科医師会は『噛ミング30』という運動をしています◎

これは、より健康な生活を目指すという観点から、ひとくち30回以上噛むことを目標にしてもらう運動です💡

これによって、8020運動にもつながるのです✨

よく噛むことのメリットとしては…

⚫️食べ物が栄養分として消化、吸収されやすくなる
⚫️素材の味や歯ごたえ、噛む音など、五感を使って楽しむことができる
⚫️唾液がたくさん出て、お口の中が綺麗になる
⚫️満腹感を得ることができる

特に、満腹感を得るには少し時間がかかります。

それゆえ、早食いの人は食べ過ぎてしまうのです💦

これにより、肥満予防やダイエットにもつながります✨

そして、細かく噛み砕くことにより、窒息や誤嚥などを防ぐことができます。

毎年お餅やごはん、ゼリーなどを喉に詰まらせたり、誤嚥してしまうという事故が報告されています💦

つい早食いになってしまうという人は、ひとくち食べたらお箸をおいて噛んだり、噛んでいる間は飲み物を飲まないなど工夫をしながら、ひとくち30回噛むことを目指していきましょう✨