こんにちは 歯科衛生士の棚橋です☀️
夏もそろそろ終わりの頃ですね。
今日は親知らずのお話です。
みなさんは親知らずは生えていますか?
親知らずとは、1番奥の8番目の歯で、だいたい20歳前後に生えてくる方が多いです。
よく〝親知らずは抜いた方が良い〟と言うのを聞きますね。
なぜ歯医者さんでは抜くように勧められるのでしょうか?
幾つか理由があります💡
1️ 歯並びが悪くなる
親知らずは、斜めや横に生えていることが多いので、知らない間に隣の歯を圧迫して、歯並びが悪くなってしまうことがあります⚠️
2️ 虫歯になりやすい
歯医者さんに検診に行くと、「親知らずの周りが磨けていないですね」と言われる方は多いのではないでしょうか?
親知らずは1番奥なので、なかなか歯磨きができないところです。
そのため親知らずが虫歯になってしまうのですが、さらに悪いことに親知らずがあるために、その手前の歯まで虫歯になることもあります⚠️
親知らずを早めに抜いていたら、一本手前の歯は虫歯にならなかったかもしれないので、これはとてももったいない虫歯ですね。。
3️ 口臭の原因になる
磨くのがなかなか難しいため、いつも汚れが残ってしまい、口臭の原因となってしまいます⚠️
また虫歯になるとその虫歯からも臭いが出てきます⚠️
4️ 歯周病の原因になる
前述にあるように、磨くのが難しいため、親知らずの周りの歯茎がだんだん腫れてきて、そのまま歯を支える周りの骨までとかしてしまいます😱
特に上の歯の親知らずと、その一本手前の歯はこれが起こりやすいです⚠️
親知らずがあったために、その手前の歯まで抜かなければならないなら、とてももったいない抜歯といえますね。。
5 妊娠中に痛むことがある
妊娠中はつわりなどによって、なかなか磨くのが難しくなりますね。
そうすると親知らずの周りにプラークが溜まって、痛み出すことがあります⚠️
しかし妊娠中はできるだけ、胎児への影響を考えて抜くのは控えた方がいいです。
なので女性の方、特に妊娠を希望している方はその前に歯医者さんと相談して抜くことをお勧めします💡
妊娠中に痛み出した場合は、歯医者とよく相談しましょう◎
もちろん、全て親知らずは抜いた方が良い!と、一概には言えません。
患者さん一人一人のお口の中や生活習慣、歯磨きの状態は異なるからです。
気になる方は歯医者さんに気軽に相談してくださいね◎
親知らずがある方も、無い方もよく歯磨きしていきましょう✨
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