こんにちは歯科衛生士の永江です。
天候が不安定で、毎日天気予報が気になりますね
夜型の人が増えている近年、朝食を抜いてしまう人も多い
のではないでしょうか?
食事を抜く分には、むし歯の心配はないと考えがちですが、
実はこういった生活習慣はむし歯になりやすい要因を作っていると言えます
なぜでしょうか
むし歯の原因は、ミュータンス菌という細菌です。
このミュータンス菌は、お口の中に糖分が入ってくると、
それを原料として酸を作ります。
この酸が歯を溶かし、いわゆるむし歯になるのですが、
通常は唾液が酸を中和し歯の表面を修復する機能があるので、
むし歯になるのを未然に防いでくれます
しかしこの大きな味方である唾液は、いつでも十分に出てくれる
わけではありません
ストレスなどにより交感神経が優位になっている時や睡眠時には
唾液の分泌量が低下してしまいます
逆に、リラックスしていて副交感神経が優位になっている時や、
食後は唾液の分泌は促進されます
なぜ食後に唾液の分泌が促されるかというと、
食べ物の香り、味、食べ物を咀嚼することにより、口腔機能が
活発になるためです
つまり、朝食を抜くと唾液の分泌が促されないで一日を
始めることになり、一番お口の中の細菌が多くなると言われている起床時の
不衛生なお口の状態が長い時間続く・・・ということなのです
口臭にもつながるので注意したいものです
朝食をとれない場合でも、朝起きたら必ず歯磨きをすると良いでしょう
また、夕食を食べる時間が遅い人も注意が必要です
食後、唾液が十分に分泌されないうちに就寝してしまうと、
歯の修復作用が間に合わなくなってしまうからです
規則正しい生活は、歯の健康にも密接に関わっているのですね
今一度、生活リズムを見直してむし歯になりにくい習慣を身につけましょう
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