こんにちは 歯科衛生士の棚橋です☀️
今年は例年よりも早くに梅雨入りしましたね☔️
気温の差が激しいので、風邪ひかないよう気をつけてくださいね!
さて、今日はお歯黒についてのお話です💡
浮世絵なとで女性がお歯黒しているのを見たことがあると思います。
江戸時代の女性には歯を黒く着色する風習があり、これによって既婚女性か、未婚女性かを見分けていたそうです。
ちなみに既婚女性がお歯黒をします。
お歯黒の歴史は古く、奈良時代に朝鮮半島から北方民族によって伝えれたといわれています。
大正時代に農村部では「お歯黒の女性には歯医者はいらない」と言い伝えられていました。
実際、お歯黒の歯にはむし歯や歯周病も少なく、歯の痛みも起こりにくかったそうです。
お歯黒の材料にはタンニンという物質が含まれています💡
タンニンは、歯や歯ぐきのたんぱく質を凝固させ、歯周病菌から守る作用があります。
またタンニン以外の物質には、エナメル質を強化 して酸に強い歯を作ってくれる効果もありました✨
他にも呼吸によって空気と反応して歯の表面をおおい、細菌との接触を予防する効果があるのです💡
また、お歯黒は歯が汚れていたりするとなかなか染まらなかったので、プラークをよく取り除いてからつけました。
当時の女性たちは楊子でていねいに除去していたそうですが、これも当時では虫歯予防になっていました◎
今の時代はフッ素が虫歯予防に効果的です💡
フッ素も歯に塗布すると、エナメル質を強くしてくれるので、虫歯になりにくい強い歯を作ることができます‼︎‼︎
こぐち歯科でもフッ素塗布を行っています◎
虫歯を予防するための白いゼリーのようなフッ素や、虫歯の進行を止めるためのフッ素もあります!
後者のフッ素は塗ると歯がお歯黒のように黒く染まってしまうため、通常は白いフッ素を使用しますが、乳歯の奥歯や、永久歯の目立たないところにできてしまった進行しやすい虫歯がある場合は黒いフッ素を使うこともあります。
この場合は必ず患者さんと相談して使うか決めますので、安心してくださいね💡
ぜひお子さんたちも連れて健診にいらしてくださいね(●´∀`●)ノ
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