こんにちは歯科衛生士の棚橋です☀️
この間、朝起きてベランダを開けてみるとなんと!世界最大の蛾であるヨナグニサンが止まっていました‼️
体長は20cm以上あり、特徴的なのが羽にヘビの顔のような模様があることです💦
鳥から身を守るためなどと言われていますが、詳しくはまだわかっていないそうです。
ただ、面白いのが成虫は口がないので、羽化してからは一切食事はしません!
だいたい寿命は一週間と短く、幼虫のころの蓄えで生きるそうです💡
沖縄の天然記念物にもなっている、この世界最大の蛾。
さすがに気持ち悪いのですが、なかなか珍しいものを見ることができました◎
さて、今日は人間の歯についてのお話です💡
物の硬さを量る単位として、硬さを10段階で表した「モース硬度」というものがあります。
これはひっかいた時の傷つきにくさを表したものです。
人間の歯をモース硬度で表すと「7」で、これは水晶とほぼ同じ硬さです。
身近な物のモース硬度で表すと…
モース硬度1:チョーク
モース硬度2:岩塩、純金
モース硬度3:珊瑚
モース硬度4:鉄、真珠
モース硬度5:ガラス
モース硬度6:オパール
モース硬度7:人間の歯(エナメル質)、水晶
モース硬度8:エメラルド
モース硬度9:ルビー、サファイヤ
モース硬度10:ダイヤモンド
硬いものとして連想しやすい”鉄”のモース硬度が「4」ですので、歯が硬くて傷が付きにくいというのがわかると思います。
正確にいうと、人間の歯の表面を覆っている「エナメル質」が硬く、人間の身体の中で一番硬い組織といわれています💡
この「エナメル質」の内側には、「象牙質」があります。
そして象牙質の内側には「歯髄」と呼ばれる神経や血管の多く通ったやわらかい組織があり、硬いエナメル質が神経や血管のある歯の中を保護する構造になっています。
この頑丈そうな歯のエナメル質ですが、実はとても弱いものがあります!
それは、歯に穴を開けてしまう「虫歯」です⚠️
プラークの中にいる虫歯菌は、食べたり飲んだりしてお口に入った糖分を利用して「酸」をつくり、エナメル質を溶かしていきます😰
放っておくと、どんどん歯が溶けて穴が広がってしまい、虫歯は歯の内側にある象牙質、そして神経がある歯髄まで壊してしまうので、場合によっては、歯を抜かなければいけなくなります⚠️
鉄が水や酸素にさらされると錆びてもろくなるのと同じように、人間の歯(エナメル質)も、しっかり手入れをしないと虫歯によって簡単に穴が開いてしまいます💦
食後30分後を目安に、ていねいに歯磨きするように心がけましょう◎
しっかり磨いていれば、人間の身体の中で一番硬い歯を守ることができます✨
美味しく食事をするためにも、こまめにていねいに磨くように意識しましょう◎
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