こんにちは歯科衛生士の永江です。
新年に入って、寒い日が続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、歯周病と全身疾患の関連性については、マスコミにも取り上げられることが多くなり、
だいぶ認知度が上がってきているようです
歯周病の悪影響が考えられる病気は、年々解明されており、
現在以下のようなものが挙げられています
・脳梗塞
・心筋梗塞
・高血圧
・高脂血症
・糖尿病
・腎炎
・誤嚥性肺炎
・骨粗しょう症
・関節炎
・妊娠トラブル(早産、低体重児出産)
・ピロリ菌感染胃疾患
一見、えっ!?歯と、どう関係があるの!?と思うような病名が 挙げられていますね
なぜ歯周病が全身疾患に影響するのか
歯周病の原因は細菌の塊であるプラーク(歯垢)です。
実は、歯肉が炎症したところから、この歯周病菌やその毒素が血液にのって 運ばれるため、
全身に悪影響を及ぼすのです
厚生労働省の歯科疾患実態調査(2011年度)によれば、
軽度の歯周炎の指標となる深さ4ミリ以上の歯周ポケットがある人は、
30代で5人に1人、
40代前半で4人に1人、
40代後半では3人に1人
・・・と、年齢が上がるにつれてその割合が増えていくことが分かります
自覚症状がほとんどなく静かに進行する歯周病が、
恐ろしい全身疾患の原因にもなる
このことを忘れず、定期的に歯医者さんに通って、歯のクリーニング&歯磨き指導を受け、
お口と身体のトラブルを未然に防ぎましょう
虫歯・歯周病・歯痛を解消したい方へ
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