口腔内細菌は大腸ガンの原因⁈

　こんにちは歯科衛生士の棚橋です☀

今マレーシアはドリアンの季節になりました。

あちらこちらでドリアンのいい香りがします( ´ ▽ ` )ﾉ

新鮮なドリアンは臭くなく、とっても甘い香りがします♡

味はバナナをもっと甘くして、ねっとりさせた感じです‼

日本で買うと1万円くらいすることもありますが、こちらではシーズンになると一つ30円くらいで買えます😆

マレーシアに行ったら、ぜひ一度試してみてください◎

さて、今日はお口の中の細菌と、大腸がんの関連についてのお話です。

なんとこの二つに関連があることが最近の研究で明らかになりました💡

　　口腔内のフゾバクテリウム属（口腔内に常にいる菌のうちの一つ）が、大腸で過剰な免疫反応を引き起こし、大腸がんを成長させる細胞を活性化することがわかりました（ﾟдﾟlll）

　　さらに、この細菌の表面には人間の大腸がん細胞に接着し侵入し、腫瘍の形成を促す作用があることも分かったのです⚠

　この細菌は普通、大腸にあまり存在しません。
なんとフゾバクテリウム属は歯周病や虫歯、口臭に関係する細菌です😱

　　今回、フゾバクテリウム属は良性の大腸ポリープにも多数存在していることが明らかになりました。
悪性（がん）への移行に関与しているようです。

お口と大腸、体の入り口と出口、場所は全く離れているにもかかわらず、大きな影響があることがわかります！

お口の中の菌は食事をすると体内に侵入します💦

そのため、心筋梗塞や脳梗塞、肺炎、さらには大腸ガンにまで影響があるのです⚠

それを考えるとたかが口の中の菌とは言えないですね。

毎日の歯磨きをしていれば、菌の量をかなりら減らすことができます‼‼

特に効果的なのは夜寝る前にしっかりと磨くことです💡

寝る前に15分くらいかけて、しっかり磨いてください◎

歯間ブラシやデンタルフロスも使うようにしましょう◎

そして3ヶ月に一度、少なくとも半年に一度は歯医者さんで綺麗にお掃除しましょう◎

体の健康、お口から始めましょう( ´ ▽ ` )ﾉ