こんにちは 歯科衛生士の永江です
毎日異常な暑さですね
体調管理に気を付けてこの夏を乗り切れるよう
共に頑張りましょう
これから何回かに分けて、妊娠中に気を付けなければ
ならないことをご紹介したいと思います。
今日は、妊婦さんの食事についてお話したいと思います
赤ちゃんの歯は、すでにお母さんのお腹の中にいる時から
形成され始めます
乳歯は妊娠5週~9週、大人の歯も16週で歯のもととなる
部分ができます
お母さんが必要な栄養素を十分にとらなければ
赤ちゃんの歯の芽は栄養不足になってしまいます
歯の栄養には、カルシウムの他に、タンパク質、リン、
ビタミンA・C・Dの栄養素を含む食品をバランス良く摂る
ことが大切です。
カルシウム・・・歯の石灰化(成熟して固くなること)のための
材料になります。
多く含まれる食品・・・ひじき、チーズ、しらすぼし、牛乳ナド
妊娠中に必要なカルシウムの1日の所要量は1gとされています。
牛乳だと1日400~600mlが目安といわれています
リン・・・歯の石灰化(成熟して固くなること)のための
材料になります。
多く含まれる食品・・・米、牛肉、豚肉、卵ナド
タンパク質・・・歯の基礎になります。
多く含まれる食品・・・あじ、卵、牛乳、豆腐ナド
ビタミンA・・・歯の表面のエナメル質の土台となります。
多く含まれる食品・・・豚、レバー、ほうれん草、にんじんナド
ビタミンC・・・歯のエナメル質のもう一層下の象牙質の土台と
なります。
多く含まれる食品・・・ほうれん草、みかん、さつまいもナド
ビタミンD・・・カルシウムの代謝や石灰化の調節役となります。
多く含まれる食品・・・バター、卵黄、牛乳ナド
これらの食品を意識しつつ、偏食しないようにバランスの良い
食生活を心がけていきましょう
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