こんにちは歯科衛生士の永江です。
今年は早く梅雨入りしてしまいましたね
もうしばらくはお天気が続きそうなので良かったです
今日はタバコについてのお話です。
皆さんが喫煙されていないことを願っていますが、
参考にしていただければと思います
喫煙が全身に及ぼす影響は皆さんもよくご存じだと
思いますが、実は口腔内にも悪影響しか与えません
その一つが、歯の表面が黒くなるという症状です。
タバコを吸っていると、タールなどの成分が歯の表面に付着し、
真っ黒いステインとなります。(一般に「ヤニがつく」と言われます。)
この「ヤニ」がついていると、審美性が損なわれるだけでなく、
プラーク(細菌の塊)がつきやすくなるので、
むし歯や歯周病になりやすい環境になります
また、喫煙者独特の口臭の原因にもなります
しかし、「ヤニ」は、とてもしつこい汚れなので、普通のブラッシングでは
除去できません。
また、ヤニ取り用の研磨剤がたくさん入った歯磨剤を
使うと、歯の表面を傷つけてしまう恐れがあります
ご自分で無理に取り除こうとせずに、
歯医者さんで専門的な機械でお掃除してもらってください
通常は、1回のクリーニングで表面のヤニは落とせます
下の写真はお掃除前後を比較したものです
《クリーニング前》
《クリーニング後》
しかし、ヤニだけではなく、タバコが口腔内の健康をむしばむ要素は
まだまだたくさんあります・・・
実際、タバコを吸う人は、吸わない人と比べて6倍以上、歯周病の
進行が速いと言われています
どうぞ少しずつでも禁煙を目指して全身の健康を守っていきましょう
虫歯・歯周病・歯痛を解消したい方へ
月・火・金は夜21時まで診療 開業33年の信頼と実績 上石神井駅より徒歩7分 土曜も18時まで診療 体験談多数掲載中