こんにちは 歯科衛生士の永江です。
先日、友人たちと高尾山に登ってきました
ゆっくり観察しながら、自然を満喫してきました
上の写真は、4号路の吊り橋のところです
木漏れ日がちょうど気持ち良くて、リフレッシュされる
空間でした
さて、今日はデンタルフロスについてお話したいと思います
補助的清掃用具の中では一番身近なものかもしれませんが、
実際に効果はどのくらいあるのでしょうか
歯と歯の間(歯間部)は、歯ブラシが届きにくいのでプラークが残りやすく、
むし歯好発部位となっています
歯間部のプラークは、歯ブラシだけでは6割程度しか除去できないのに対して、
フロスを併用する場合、9割近く除去できるというデータ(下図)もあるように
フロスは歯間部の清掃に非常に有効な道具であると言えます
デンタルフロスには、糸まきタイプとホルダータイプ(糸ようじ)
があります。
糸まきタイプの方が操作が難しいため、ホルダータイプの方が
初めは使いやすいと思いますが、ご自分に合ったタイプを選び
ましょう
使い方を簡単に図でご説明します
2~3回巻き付け、15㎝くらいの長さにピンと張ります。
両手の親指と人差し指で糸をつかみます。
使ったらどんどん糸をずらしてゆき、
新しい部分で汚れを取っていくようにしてください。
※ホルダータイプの場合はこの手間が省けます
<糸の動かし方>
図は、糸まきタイプになっていますが、ホルダータイプも
同じ要領です
糸をゆっくり前後にキコキコ引きながら、コンタクトに
おろしていきます
コンタクトポイント(歯と歯がぴったりくっついているところ)は
少しきつい感じがしますが、
しまうことがあるので注意しましょう
そしてそれぞれの歯と歯の間に通す際に、一か所につき、
糸を2方向に入れる必要があります
つまり、右側(後側)の歯に沿わせて入れて、少し上げて、
次は左側(前側)の歯に沿わせて入れる・・・という操作を隣接している歯の両面で
行なってほしいのです
最後には少し圧力をかけて、ブクブクうがいをしてください
・・・図だけだと少し分かりづらかったでしょうか
本来は歯医者さんで実際にお口の中でやり方を見せてもらうのが
一番良いので、ぜひ歯磨き指導ならぬ、フロス指導もお受けになってください
すでに使用されている方、これから使ってみようと思う方、
違いは必ず出ます
ちょっと地道な作業ですが、ぜひ頑張って続けてみてくださいね
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