こんにちは 歯科衛生士の永江です。
寒暖の差が激しい毎日ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか
4月からまた新しい生活がスタートしましたね
今年度もどうぞよろしくお願い致します
今日は、一番最初に生えてくる大人の歯についてお話したいと思います
乳歯は左右5本ずつ生えていますが、一番後ろの乳歯の奥から、つまり、
前から数えて6番目にあたるところに普通は 最初に大人の歯が生えてきます。
第一大臼歯と呼ばれますが、この歯は実はとても重要な役割があるのです
この第一大臼歯は、永久歯の中でもっとも大きく、かむ力も強いので、
物をかみくだくのにもっとも重要な歯と言われています。
また歯並びやかみ合わせの基本になる歯とも言われています。
しかし、下記のような理由からムシ歯になりやすいので生えてきたら積極的なムシ歯予防が必要になります。
※第1大臼歯がムシ歯になりやすい理由
奥に生えるため、歯みがきが難しい
生え揃ってから上下の歯がかみ合うまでに、1年~1年半ほどかかり、
その間汚れがたまりやすい状態が続く
かみ合わせの溝が複雑
特に、生え始めの背の低い状態の時は要注意です
下の図の通り、歯ブラシをかける時に、ななめから入れて角度を工夫しなければ届かないので、
大人の仕上げ磨きが必要です
将来ずっと活躍する、この第一大臼歯を守るために親の皆さんもぜひ注意を払っていただければと思います
そして定期的に歯医者さんに通って、お口の状態をチェックしてもらいましょう
虫歯・歯周病・歯痛を解消したい方へ
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