こんにちは 歯科衛生士の永江です
寒さが増してきましたが、皆さまお元気でお過ごしですか?
先日、こぐち歯科では開院22周年を迎えました。
就職し弱冠3年の私にとって、22年という歴史は、想像を超えるものですが、
先生方が築いてきた「こぐち歯科」に少しでも貢献できることを目指して頑張りたいと思います。
”自分の家族だったらこうする”という理念で、いつも最善の治療に取り組んでいる先生方の姿勢に
見倣いたいと思います☆
今後ともどうぞよろしくお願い致します
さて、そろそろインフルエンザの予防接種を受ける時期に入ってきましたね
流行する前にしっかり予防しておきたいところですが、その予防法として
歯磨きが有効であることはご存じでしたか
以前ある介護施設では、週一回、歯科衛生士が高齢者を対象に口腔ケアを実施し、
歯磨きや舌磨きの指導および歯垢の除去を行ったところ、そうしなかった施設と
比べて、インフルエンザの発症率が10分の1に激減したそうです
どんなメカニズムになっているのでしょうか・・・??
インフルエンザウイルスは、粘膜に付いて増殖しますが、通常粘膜にはタンパク質の覆いのようなものがあり、
ウイルスが簡単にはくっつかないようになっています。
しかし、プロテアーゼという酵素はそのタンパク質を破壊し、インフルエンザウイルス感染をサポート
してしまう働きがあります
この酵素は、なんと、歯垢や歯石や舌苔などから発生するのだそうです
つまり、口腔内が不潔であるほど、ウイルスが増殖しやすい環境が整うということなんです
耐性ウイルスの出現などワクチンでの予防にも限界があると言われているので、
個人レベルでできる予防法は積極的に行いたいですね
寒くて色々とおっくうになる季節ですが、歯磨きを頑張るモチベーションの一つにしていただければと思います
正しい口腔ケアとうがい・手洗いで、この冬も元気に乗り越えましょう
虫歯・歯周病・歯痛を解消したい方へ
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