こんにちは 歯科衛生士の棚橋です
やっと暑さが収まり 寒いくらいの気候ですが 風邪などひいていないでしょうか。
今日は学童期の[虫歯]のお話です。以前からブログでも何度か取り上げていますが 大切なことなので再度書きたいと思います。
学童期は乳歯と永久歯が混在します。
乳歯は歯の大きさが小さく 永久歯は大きいのでかなり磨くのが難しい時期でもあります。
また生えたばかりの永久歯はまだ歯質(歯そのもの)が柔らかいです。
ゆえに 簡単に虫歯になってしまうのです
虫歯の好発部位は主に3ヶ所
①咬合面(噛む面) ②歯間部(歯と歯の間) ③根面(歯の根っこ)
学童期の子供の場合 主に①と②の虫歯がほとんどです。
咬合面にできた虫歯は比較的見つけやすいので 仕上げ磨きの時などに保護者の方が見つけるケースは多いですが
歯間部の虫歯はなかなか見つけるのが難しく わかった時にはかなり大きくなっていることが多いです。
それで 乳歯が抜けた時には歯医者さんに行って隣の歯が虫歯になっていないか診てもらいましょう
下の写真は乳歯が抜けたので歯医者さんに来たところ 接していた6歳臼歯(永久歯)に虫歯が見つかったケースです。
(虫歯を取り除いた写真)→ここに白いプラスチックを詰めます。
虫歯は接している面に移るので 歯と歯の間にできた場合 ほとんどが両方虫歯になっています。
これくらいの大きさで見つかった場合 虫歯の部分を取り除いて プラスチックを詰める1回の治療で終わります
お子さんの乳歯が抜けたらすぐ(出来れば1週間以内)に 歯医者さんに行きましょうヽ(・∀・)ノ
乳歯が抜けた「その時」だけ出来る大事な治療です。
早く見つかれば 早く虫歯を治すことができ、銀歯にならないですみます
大切な永久歯を守るため 早期発見 早期治療です。
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