お口の中の恵みの雨?? - 練馬区 上石神井の歯医者

こぐち歯科

スタッフブログ, 日記・ブログ

お口の中の恵みの雨??

Sh3e0209

こんにちは。歯科衛生士の永江です。外を歩いていると色とりどりのあじさいが目を楽しませてくれますねheart04

皆さんはどんな色のあじさいがお好きでしょうかnote

梅雨に入ると蒸し暑い日が多くなりますねrain

お外の湿気はうっとうしいものですが、湿気があった方が望ましい”ところ”がありますflair

・・・・・・そうですsign01お口の中は潤いが保たれている必要があるんですmistshine

今回は、唾液について少しお話したいと思いますup

一般に、人は一日1、0~1,5㍑の唾液を分泌すると言われています。

口の中には常に2~3ミリ㍑存在しているそうです。

唾液は、左右両側に一対ずつ存在する大唾液腺から主に分泌されます。

大唾液腺は、分泌量が多い順に、耳下腺顎下腺舌下腺の3つがあります。

唾液腺は、自律神経によって支配されていますflair

リラックスしている時は、副交感神経が優位に働くので、サラサラした性質の唾液がたくさん分泌されますspasweat01

反対に、交感神経が優位に働く時、例えば、緊張したりイライラしたりと感情の起伏がある時は、ネバネバした性質の

唾液が少量分泌されますdashsweat01

皆さんも言われてみると思い当たることはないでしょうかeye??

お家でゆっくり美味しいものを食べている時に、よだれが豊富に出てくるのも、

緊張すると口がパッサパサに乾いてくるのも、実はこのためなのですねbleah

では、唾液にはどんな働きがあるのでしょうかsign02主な働きをご紹介しますdowndown

one消化作用・・・・・・唾液に含まれている酵素は、食べ物を分解します。

two潤滑作用・・・・・・摩擦を少なくします。飲み込む作業や、発音を円滑にします。

three粘膜の保護作用・・・・・・乾燥や化学物質の刺激から保護します。また細菌の酵素から粘膜を保護します。

                 お口の中の傷は治りやすいと言われています。

four緩衝作用・・・・・・お口の中が酸性に傾くとむし歯になりやすいのですが、唾液はpHを中性に保つ 作用をします。

            この緩衝能が高い人は、むし歯になりにくい体質であると言えます。

five再石灰化作用・・・・・・カルシウムやリンなどのミネラル分を補給して、歯の表面のエナメル質を溶けにくい状態にします。

               ごく初期の段階のむし歯はこの作用によって進行しなくなることがあります。

six清浄作用・・・・・・お口の中の食べかすや細菌や異物などを洗い流します。歯に細菌が付着するのを防いでくれます。

seven抗菌作用・・・・・・細菌の増殖を抑えたり、殺菌して、病原菌に抵抗します。

eight溶解作用・・・・・・味物質を溶解して、味覚を促進します。

nine内分泌作用・・・・・・骨や歯の成長を促進させたり、加齢現象を抑制するホルモンを分泌します。

このように唾液は、全身の健康を促進したり、むし歯や歯周病を防ぐ働きをしてくれているんですgoodsign03

人間にこのような機能が備わっているのは素晴らしいですねnote

皆さんもお口の潤いを保つことを意識なさってくださいbar

そしてお口の中はいつも清潔に保つよう心がけて下さい。

この記事を共有する

虫歯・歯周病・歯痛を解消したい方へ

練馬区 上石神井の歯医者

月・火・金は夜21時まで診療 開業33年の信頼と実績 上石神井駅より徒歩7分 土曜も18時まで診療 体験談多数掲載中